隣には室井がいる。
青島はその寝顔を見て、一人照れ笑いする。
夕べのことを思い出すと、ちょっと恥ずかしくて照れくさい。
そして大分幸せだ。
久しぶりということもあって身体的にはキツイが、精神的にはかなり満たされている。
身体のキツさは、そのまま室井が青島を求め、青島が室井を求めた証拠。
そう思うと、だるい身体も疎ましくない。
―ホントに単純だなぁ。
自分自身をそう思いながら、青島は室井に擦り寄った。
額を室井の胸に当てると、室井が少しだけ身じろいぐ。
「・・・・・・あおしま?」
「あ、ごめんなさい。起こしました?」
「・・・いや・・・、もう朝か?」
珍しく寝ぼけているような室井に、青島は苦笑する。
「まだ薄暗いでしょ?」
青島が笑うと、室井は辛うじてと言う感じで目を開けた。
少しだけあたりを見回して、再び目を閉じる。
「・・・良く分からない」
本格的に寝ぼけているらしい。
吹き出しそうになるのを堪えながら、青島は室井の唇を掠め取った。
「まだ、朝は来ませんよ」
「・・・そうか」
「そうです。だから、眠ってください」
やたらと無防備な室井が嬉しくて、もう一度キスをする。
すると、室井が青島を抱きしめた。
そして、そのまま一言だけ告げる。
「・・・おやすみ」
青島を胸に抱きこんだまま、室井は再び寝息を立て始めた。
まるで離さないとでもいうように抱きしめられて、とても再び寝られそうにもなかったが、それで
も青島は嬉しそうに笑った。
「おやすみなさい」
朝はまだ来ない。
END
(2004.7.14)
お礼の小話並に短かったですね(汗)
書きたかったのは、寝ぼけた室井さんでした。
同じようなネタでもう一話考えてます。
そのうちアップすると思います〜。
だんだんとセリフが微妙になってませんか?(笑)
カンベンしてやってください・・・。