15.「ついついやっちゃうんだよね」












「っつ」

「どうした?」

「あ、いや、大したことないです」

「どうした?」

「・・・これです」

「・・・?逆剥けか。血が出てるぞ」

「気になっちゃって引っ張ったら、剥けちゃいまして」

「爪きりで切らないからだ」

「分かってるんですけどね。ついついやっちゃうんですよ」

「どれ・・・」

「!」

「・・・・・・血の味がするな」

「な、な、何するんですか、いきなり」

「何って・・・。止血」

「止血するほどのもんじゃないっつーか、他にも止血の方法あるんじゃないっすか・・・」

「指を舐めたくらいで、何をそんな。・・・・・・今更」

「だ、だって、舐め方がいやらしかった!」

「っ!そ、んなことないだろう、別に・・・」

「いや、絶対そうです!」

「そんなことない!」

「そうです!」





「・・・分かった」

「はい?」

「本当に、いやらしい舐め方がどんなものか教えてやる」

「!!!」

「貸せ」

「あっ!ちょっ、待っ・・・!」

「往生際が悪いぞ、青島」

「む、室井さん、目が据わってますって!」

「気にするな」

「む、無理ですよ!」

「じゃあ、勝手に気にしておけ」

「むろいさん!」


















END
(2004.5.16)


合掌。笑。
相変わらず、オバカな話書いてますね〜。
笑って見過ごしてくださると嬉しいです。