「気にするな」
「でも・・・」
「そう悪くない」
「あ、ちょっと、無理して食べないでください」
「君が作ってくれたんだ」
「お腹壊しますよ」
「大丈夫だ」
「何を根拠に・・・、って、それ、苦いでしょ」
「・・・・・・・・・平気だ」
「眉間、寄ってますって」
「食えないことはない」
「・・・それはやけに硬いんですよ」
「っ・・・。噛めないことはない」
「歯、折れたら困ります」
「俺はそこまでお年寄りじゃない」
「そういう問題じゃなくて・・・。あああ、もう、止めましょうって」
「折角作ってくれたのに、勿体無いだろう」
「本当、無理しないでください」
失敗してしまった料理を目の前に、へこんでいる青島。
「大丈夫だ。・・・そんな顔するな」
「室井さん遅いしたまには俺が、と思ったんですけどね」
「気持ちが嬉しい」
苦笑した室井がそっと手を伸ばし、俯いている青島の頭を撫ぜる。
青島は少しだけ頭を持ち上げて、上目遣いに室井を見た。
「何、してるんですか」
「イイコイイコ」
「・・・俺をいくつだと思ってるんですか」
そう言ってちょっと膨れる青島は非常に子供っぽいのだが、本人に自覚はないのだろう。
室井は吹き出した。
「これも愛情表現の一つだろう?」
END
(2004.5.21)
お料理できない青島君パート2です。
料理できないことないと思うんですけどね。青島君。
簡単なものは作りそう。
手の込んだものは作れない・・・。
だから、失敗したということにしておいてください(笑)
「イイコ」って言わせるシュチュエーションが全く浮かびませんでした。
なんとなくいかがわしい感じがしませんか?
・・・考えすぎです(笑)