■ 際どいところに


「…ん…あ、ちょっと待って、室井さん」
「…ん?」
「見えるとこに、痕残さないでくださいね」
「……」
「そんな恨めしそうな顔しないでくださいよ…」
「…見えないとこなら構わないか?」
「そりぁ、もちろん」
「そうか。じゃあ、失礼する」
「って、ちょっと!室井さん!」
「何だ?」
「何でこんな格好っ、わっ!」
「ちゅっ」
「どどどこ、吸ってんですか!」
「見えないならいいんだろ?ここなら絶対見えない」
「そ、そりゃあそうですけど、なんつーとこにっ」
「ここなら、俺の目にしか入らない」
「!」
「違うか?」
「違いませんよ。アンタ以外に誰がそんなとこ見るって言うんだ」
「そうか」
「っ!そんな嬉しいそうな顔しないでくださいよっ」
「君は可愛いな」
「ばかにしてっ」
「ないが?」
「おおお俺だってねぇ!」
「…っ!あ、青島!ちょっと待て!」
「待ちませんっ」
「うわっ!お、おいっ」
「仕返し!」
「仕返しって……っ」
「ちゅう」
「…っ…あ、おしまっ、このっ」
「うわぁ!ちょ、タンマっ」
「うるさいっ」
「室井さんっ!目が据わってるってばっ!」
「問答無用!」


バカップルの夜はこうして更けて行く…。










END

2004.12.15

あとがき


短いですね(笑)

キスのお題、考えるの辛くなってきました。
自分で書いておいてアレなんですけど、
お前らなにやっとんのじゃー!と言いたくなります(^^;
すみれさんにでもなって、二人に言ってやりたい!

二人が何処を吸いあっていたかは、皆様のご想像にお任せしますv
想像次第によっては凄くイヤラシイお話になるかと(笑)



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