甘やかな夜
ねぇ、今日だけは、あなたの言葉どおりに甘えてもいい?
仕事を終えた青島はふらふらになりながら、室井の官舎へと行った。
室井に付き添われながらだが。
本当は自分のアパートへ1人で帰るはずだったのに、偶然にも帰る途中に室井に会ってしまい
室井の様子がおかしいことにすぐに気付いた室井は仕事を人任せにして、ここに青島を連れて
帰って来たのだ。
青島はどうやら風邪をひいて高熱を出してしまったらしいのだ。
室井は部屋に入るとすぐに青島をベッドに寝かせた。
「ここでゆっくり眠っていろ。」
室井が言った。
「・・すいません。」
そして、室井は台所の方へと消えて行った。
「青島」
と声が聞こえて青島は目を覚ました。
どうやら自分はすぐに眠ってしまったらしい。
目を開けると室井がいて、お粥を作ってくれていた。
「食べれるか?少しでも食べて薬を飲まなきゃいけないからな。」
そう言い室井はレンゲにお粥を掬って、青島の口元へ
青島は熱で赤くなっている顔を更に赤くした。
「い、いいです。自分で食えますから・・。」
「何、言ってる。あんなにふらついていたくせに。ほら、口空けて。」
青島はもうどうしようもなく口を空けた。
そして、室井にお粥を食べさせて貰う。
「どうだ?まだ食べれるか?」
「ん・・。凄く美味しいです。」
「そうか。良かった。」
室井はそう言い少し微笑んで、最後まで青島にお粥を食べさせ薬まで飲ませてくれた。
「よく食べれたな。薬も飲んだし、後はよく眠れば大丈夫だろう。」
「・・すいません。何か全部やって貰っちゃって・・。」
青島のその言葉に室井は優しく笑う。
「何言ってる。恋人に遠慮はいらない。私がもし逆の立場なら君だって看病してくれるはずだろ?」
「ええ。それは勿論。」
「だったら、今は素直に私に甘えていればいい。何かして欲しいことがあったら、遠慮せずに言うんだぞ。」
そう言い室井は青島を抱き締めた。
青島は室井に抱き締められ何だかとても室井が愛しくて涙が出そうになった。
「・・じゃあ1つだけ我侭言っていいですか?」
「ああ。幾つでも言えばいい。」
「・・眠るまで僕の傍にいてくれますか?」
青島のその言葉に室井はまた優しく笑った。
そして、青島をベッドに寝かせて、青島の髪を撫でながら、
「ああ。眠るまでずっと傍にいるから、安心して目を綴じればいい。」
そう言った。
そして、青島はそんな室井の優しい笑顔を脳裏に焼きつけなかがら目を綴じた。
それは二人にとって、とても甘やかな夜だった。
END
愛理様から、10万HITのお祝いを頂いてしまいました!
えへへ・・・リクエストさせて頂きました(^^)
私の好きな病気(看病)ネタ♪
青島君の甘え方が可愛いv
看病できる室井さんが羨ましいです(おいおい)
風邪引いて辛いでしょうが、室井さんがずっと傍にいてくれるなら、
たまには風邪を引くのも悪くないのではないでしょうか(^^)
愛理様、幸せな二人を有難う御座いました!